人前での話し方講座

先日、某放送局に在籍されている方の「人前での話し方講座」を受講してきました。その中身の面白くて時間の経つのが早かったこと!どれだけ面白かったかと言うのは、「あいうえおのルール」と言うもの(その方の講座では必ず守らなくてはならないのだとか。)を聞いただけでもわかっていただけるかと思います。

あ・・・あくびをしない。
い・・・居眠りをしない。
う・・・ウロウロしない。
え・・・エラそうに聞かない。
お・・・面白くなくても笑う!

「上手に話す必要はない。伝えようと思う強い意志があれば必ず伝わる。」と言うメンタルな話(「ラジオの『名パーソナリティ』は、必ず『泣き』か『怒り』のどちらかのタイプであって、別に上手に話しているわけではない、と言うような話も説得力=大。)だけではなく、元アナウンサーさんだけあって、テクニカルなお話も多くてすごく勉強になりました。

最初は「(相手に)声が聞こえなければ話にならない。」と言うことで、受講以来、私は人前でお話をする時は事前に

◎大きなため息をつく(喉を開いて大きな「声=空気の振動」を出せるように。)
*ちなみに「ため息をつくと幸せが逃げる、と言うのはマチガイで、大きなため息をつくのはストレス発散になり、結果、幸せになるそうです。
◎ゾンビのため息(これも喉を開くとともに、腹式呼吸が出来て大きな声が出しやすい。)をつく。
◎和田アキ子の「ハッ!」をやる(これも喉を開くため)
◎「あめんぼ赤いなアイウエオ」の発声練習をする(滑舌を良くする)
◎「お綾や母にお謝り。」の発声練習をする(滑舌を良くする)
◎「アエイオエオアオ」の発声練習をする(滑舌を良くする)

をせっせとやっています。(自宅でやってると、特にゾンビのため息の時はネコ達が「ナンダナンダ!?」とビックリしています。)

あと、いろいろ「開く」のも大事で、先ずは心を開く。そして、目を大きく開くと大きな声が出る、「間」を上手に開くとテンポ良く話が進む、手を開くとオープンな雰囲気が出る(手のひらを下に向けたらお化けの暗い雰囲気に。)上を見ると喉が開いてハキハキと喋られる、などと言うことを学びました。

あと、これも「間」の話ですが、面接などでは、名前を呼ばれたら「勝った!」と心の中で言ってから「ハイ!」と返事して立ち上がるとちょうど良い感じだそうです。(注※実際に声に出して言ったらダメ。)また、自己紹介などでは第一声「こんにちは!」を元気よく言い、少し間をおいて話し出すと後はスラスラと進むのだそうです。

マイクを持ち立ったままで話すときは、1歩前に踏み出してから話し始めると良いとか。(今度やってみよう。)

そうそう、その方は舞台に上がるときなんかは「若々しさを演出するために」あえて駆け足なんだそうです。うーん、深い。