2008年9月×日 「近畿女性行政書士交流会in奈良」と「官庁訪問」

今年、近畿女性行政書士交流会のホスト会は奈良会。奈良春日ホテルにお邪魔しました。昨年は京都で狂言、今年は舞楽や雅楽の演奏を観せていただきました。

雅楽は「会天楽」。私はこの曲が好きでPCの起動音をにしていたぐらいなので、堪能しきました。舞楽も若い男性が二人で青海波を舞うのは、源氏物語絵巻の再現で平安時代の美しい公達を御簾越しに眺める女御の気分(?)でした。

源氏物語と言えば、多くの女性はある一定の年代(=容色が下り坂にある)に達すると確実にはまりますね。私も然りです。

何でこの作品にこんなに惹かれるかと言うと、瀬戸内寂聴さんが「源氏は単なる狂言回しにしか過ぎず、源氏物語の本当の主人公はこの作品に登場する多くの女性たちであり、テーマは『どうすれば女性が幸せに生きられるのか』で ある。」と 言っておられたと記憶しているのですが、先ずひとつは女性にとって永遠不変のテーマを描いていること、そして考えていることや発言が現代にも通じている(特にどろどろしたところが・・・。) ことも多くて、「へーっ!千年前にも今のウチらと同じことを考えてたんやね~! 」と素朴に驚けるところ、そして描写が視覚的であり美しい光景が沢山あるが故だと思います。あと、登場する女性たちが実に多彩で作品の中で自分のお気に入りを見つけて感情移入出来るからでしょうか。

大阪の行政書士事務所 ブログ画像
二匹の鬼に扮して舞っています。


今月は恒例の官庁訪問もあり、都島チームの一員としてあちこち回りました。

皆様この時期は毎年のこととて愛想良く応じてくださるのですが、数人で押しかけて木下順二「夕鶴」に出てくる子供たちのように「ポスター 貼ってけれ!ポスター貼ってけれ!」「写真撮らせてけれ!写真撮らせてけれ!」とやるわけですから、お仕事されてる身としてはキツイかも知れないですね。

*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。