タグ別アーカイブ: キタ

北新地の南北6道に通称名がつきました

言われて初めて新地の南北の通りに名前がないことに気づきました。「永楽町通り」「新地本通り」「堂島上通り」「船大工通り」などの通りの名前をおさえておけば、後はお店の名前とかで適当に説明できたからでしょうか。

新しい通り(筋)の名前は「東筋」「中筋」「西筋」「西口筋」「東口女坂筋」「中央河庄筋」だそうです。

この中では「中央河庄筋」と言うのが何やら曰くありげです。「茶屋河庄跡」の碑にちなんだそうですが、何でも「心中天の網島」で紙屋治兵衛と曽根崎新地の遊女小春の道行が始まったのが河庄と言う茶屋なのだとか。

近松の世話物で特に有名なのは「曽根崎心中」「心中天の網島」「冥途の飛脚」だと思うのですが、主人公の男どもは、どいつもこいつも今で言う「ダメンズ」で、公金を使い込んだり、簡単にだまされたり、ウジウジとイジけたり、格子に縛られて辱めを受けたり、んもぅホントになんでこんな情けない破滅型の男に入れ揚げて一緒に死んでしまう同性(母性が豊かなのか?)がいるのかなーと思うのですが。

文楽好きの私としては一応どの作品も抑えてはいるものの、若いお二人さんにはあまり感情移入出来ず、最も感情移入してホロリとなったのは「冥途の飛脚」でダメ男忠兵衛と遊女梅川(JR尼崎に銅像があります)が忠兵衛の生まれ故郷である大和・新口村を訪ねるシーン、雪の中、二人を涙ながらで見送るゴマ塩頭のお爺さん(忠兵衛のお父さん孫右衛門)の姿なのでした。

関連頁「大阪の風俗営業許可」はこちら
中央河庄筋

大阪歴史散歩  1  新町界隈

大阪歴史散歩

 

 

 

 

京都の東山七条を東に少し入ったところに新日吉神宮がある。後白河院が大津の日吉神社を勧請したものであるが、社地は転々として今のところに落ち着いたのは「太閤三百年祭(豊臣秀吉没後300年記念=1898年)」の時のようである。

この神社には、狛犬・唐獅子代わりの石の猿(夜な夜な悪さをするという伝えでもあるのか、今は金網に囲まれている)や明治時代に市民に正午を知らせた所謂「ドン」に使用された大砲の砲座など面白いものがある。

とりわけ目をひくのは大きな燈籠。この燈籠の寄進者の名称として「大阪六遊郭」の名が大きく刻まれている。

「何とまあ堂々と!」などと思うのは、心の裏に「遊郭=日陰者、無法者」というようなイメージが擦り込まれているためであろう。しかし、この手の心象は昭和33年の売春防止法以来少しずつできあがっていったもので、それ以前は遊郭も人に何ら恥じることのない堂々たる正業であったことは間違いない。

大阪の人は「太閤さん」の名で豊臣秀吉(諸説あり~1598)に親近感を抱いてきた。それは例えば、現在の大阪城が豊臣氏が滅んだ後に徳川氏が築いた城であるにもかかわらず、「太閤さんの城」と思い続けている人が殆どであることからも察することが出来る。

建立は明治38年、太閤祭の年である。

「何でも京都で太閤さんの300年祭を派手にやらはるようやで。」「ほたら、わてらも奮発せんとあきませんなあ。」というような具合で燈籠の建立となったのであろう。

燈籠には六遊郭として、「新町・松嶋・北新地・堀江・南甲部・南乙部」が刻まれている。大阪には他にも多くの遊郭があったが、この六ヶ所が最も格式が高かったと思われる。

このうち南乙部はほどなく飛田新地に移っている。この六ヶ所の中で今もなお遊郭の雰囲気を良く残しているのが、移転した南乙部であるのは皮肉な話である。松嶋も辛うじて遊郭の名残を残しているが、北新地やミナミなどは盛り場と言うばかりで昔の面影はない。新町や堀江などは古い商店は残るものの、今やビジネス街と言っても良いのではないかと思われる程である。

この六遊郭の中で圧倒的な格式を誇ったのは新町である。遊女にも「太夫」や「天神」などこまごまとした「位」があったようだが、最高位の太夫のいる遊郭は江戸の吉原、京都の島原、大坂の新町だけであったという。その新町の太夫では、京都の島原から移った「夕霧太夫」(?~1678)が有名である。

さて、新町をうろうろするのであるが(やっと本題)、昔の名残を残すものとして、今は埋め立てられてしまった西横堀川に架かっていた「新町橋碑」、旧厚生年金会館(現オリックス劇場)の南にある公園内の「新町九軒桜堤の碑」がある。

この桜堤の碑の横には加賀の千代女(1703~1775)の句碑も置かれている。昭和の末年までは料亭の前に置かれていたものであるが、料亭の廃業に伴って公園に移設されたものである。それ以前には空襲にも遭ったとのことで上部は欠けている。「だまされて来て誠なり初桜」の句が刻まれている。

先の夕霧太夫は1678年(延宝6年)に亡くなっている。加賀千代女はそれから25年後に生まれている。往時を偲べば西横堀川に映る桜ぼんぼりということになろう。

公園の南には「初世中村鴈治郎生誕地」の碑。今の坂田藤十郎のおじいさんに当たる人である。この界隈の妓楼の息子として生まれたそうである。この碑は最近新しく建て直されたような気がするのだが、大阪にもまだまだ奇特な人がおられる一証左である。

この辺りには、基本的にはもはや昔を偲ぶすべもないと言えるのかも知れない。が、少し散策すれば、「昔はさぞや。」と思われるような一角も少しは残っている。

堀江や北新地についてもふれたいことはあるが、今回はここまでとする。


「大阪六遊郭」の名が刻まれている新日吉神宮燈籠
(大阪)六遊郭2

 

 

 

 

(大阪)六遊郭1

 

 

 

 

新町橋跡
(大阪)新町橋1

 

 

 

 

新町九軒桜堤碑
(大阪)新町九軒桜堤碑

 

 

 

 

千代女句碑
(大阪)千代女句碑

 

 

 

 

中村鴈治郎(1860~1935)生誕地
(大阪)中村鴈治郎生誕地碑

大阪市「客引き行為等の適正化条例」

ついに重点地区も決まり、ミナミの客引きさんたちは影を潜めております。今やすっかり絶滅危惧種。一方、地元の京橋ではJR京橋駅と京阪京橋駅の間の広っぱ(コンコースとその周辺)に残存?する客引きさんが大声で「ミナミは誰も(客引き)おれへんで!」と誇らしげに叫んでいました。ちがーう、客引き禁止は大阪市全体にかけられた縛りなのっ。世界遺産なるものがあると、世界遺産じゃない景勝地が粗末に扱われるが如く、重点地区と言うものがあると重点地区以外のところは免罪符もらった気分になってるのかも。危な。

大阪市客引き行為等の適正化に関する条例

大阪市客引き行為等の適正化に関する条例施行規則

条例を読むと「市民」に先ず目が行くから、例えば舞鶴の人なら大阪で客引きをやってもいいのだろうか~と思う人もあるかも知れないから、そこは抜かりなく「市民等」ってなってて、大阪市民じゃなくてもきっちし法の網がかかる様になっている。「等」と言うのはいつでもどこでも、なかなか便利なフレーズですな。

「大家さんに言いつけるぞ!」と言う大人げない?条文もしっかり盛り込まれております。

ただ、イヤイヤしている特定の個人の袖を引く行為や立ちふさがったりつきまとったりする様な行為は禁止だけど不特定多数に対して「らっしゃいらっしゃい!」と大声で叫ぶことは問題ない模様です。

ここまで規制されると息苦しい気がしないでもないですが、客引き専門の業者まで出現したりして、やり過ぎたんだなあ、と思います。

自分たちの中に「ここまでしたらルール違反。」と言う紳士協定の様なものがなくて、結局はやったもん勝ちの世界になり、どんどんエスカレートして最後にはお灸をすえられる。

このことは私たち行政書士でも無縁じゃなくて、お灸をすえられることはないけど、例えば、自治体の名前なんかを自分の事務所につけるだなんて同業者の手前、そんな厚かましいことは出来んよね~、と言う感覚が昔からあったと思うのですが、そんなの平っちゃら、ポイ!の人も出てきました。(「平っちゃら、ポイ!」の奴め。呪われよ。)

それにしても私が最も気になるのは例の「特定遊興飲食店営業許可」が新設された場合、具体的な手続内容がどんなものなのか、と言うことです。関係各所のホームページ等を注視していく必要ありです。

大阪市客引き禁止チラシ表

大阪市客引き禁止チラシ裏

2014客引き行為適正化条例



淀屋橋で見たキャンペーン風景。ガムのかぶり物を被った無表情メガネ男子2名が無表情でヌボーーッと立っており、近くでカゴを持った女の子が新商品を配っていました。
大阪の行政書士HP画像2014年10月クロレッツ

大阪キタ・ミナミで客引全面禁止?

大阪の行政書士事務所2014年客引き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年6月、大阪市において、強引な客引きを業種を問わず市内全域で禁止する「客引き行為適正化条例」が一部施行されました。(10月中に全面施行。)

もともと風俗店の客引き(キャッチ)は風適法で規制されていますが、大阪市では業種を問わず禁止されることになりました。市では禁止区域での客引きには罰則を適用、業種を問わない罰則付きの規制は全国初とのことです。

案ではキタ(北区 堂山町、曽根崎お初天神通り、阪急東通商店街etc)とミナミ(中央区 道頓堀、宗右衛門町、心斎橋筋商店街、アメリカ村etc )の広範囲を客引き禁止区域に指定する模様。

警察に行ってもそれらしい掲示があり、門限条例と言い、無料案内所の条例と言い、大阪って(府も市も)ホント厳シーーッ条例まみれって思います。

自分のお店の前での客引きは規制から除外されると言うことですから、ビル1Fにある飲食店の付加価値が高まり、保証金、敷金、礼金、家賃などにも反映してくるのかも知れません。

一昔(二昔?)ほど前は四つ角のあちこちがキャッチだらけで安っぽい派手な服のホストたちが行く手を塞ぎ、歩いている男の人の腕をいきなり取って怪しいお店にいざなう化粧の濃いオバハン軍団がいたり(たまに道ばたでラーメンを食べてたりする。それも丼のラーメン。)して凄まじいものがありました。でも今は昔ほどの阿鼻叫喚?の世界ではない様に思います。とことん迷惑なものだけ厳しく取り締まればいいのに。

人間(通行人)はとことん守られて、街はどこまでも清潔でなくてはいけないんですね。無菌状態にしたならしたで人々の免疫力はどんどん落ちるのかも。ここまで来ると何だかヒステリックなものを感じます。20140922キタミナミ客引き全面禁止新聞記事

201409客引き行為等の適正化条例_1

以前もブログに載せた↓このチラシ↓、「各生活衛生監視事務所に置かれてるだけ~。」でしたが最近は「飲食店営業許可の申請に来た人に渡しといてちょうだいっ。(from警察)」となったみたいです。201409客引き行為等の適正化条例_2

 

 

天満橋駅でパチリ。カメラを向けると激しく踊ってくれました。

大阪の行政書士事務所2014年9月大阪城ゆるキャラ

何やってんすか、先輩?

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

新地のお店(風俗営業2号許可)の計測を終え、さあ、堂島アバンザでティータイム!とはりきってたら勢い余って自転車のカギが手から飛んでいき側溝の蓋の隙間をすり抜けて深~いところに落ちてしまいました。余分なカギは持ってきてないし、どうすべえと困ったのですが、センパイの人が細い隙間にメジャーを入れてカギ(についてる紐)をひっかけ、ソロリソロリと引き上げてくれました。(メジャーの先に磁石がついてるのですがカギはくっつかなかった)

関連頁「大阪の風俗営業許可」はこちらから

大阪の行政書士事務所 ブログ画像

大阪の行政書士事務所 ブログ画像
紙兎ロペも無事に救出されました。

開店記念の引き出物(北新地)

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

20131117syuin
新地のお店(風俗営業2号許可)を計測に行ったとき、オープンの時の引き出物をいただきました。金沢の銘菓です。あっさりした甘みの隠元豆餡をクチナシでほんのり黄色く染めてあって、表面をつるつるのチョコでコーティングしてあります。我慢できずアバンザの〇〇〇WAY(サンドイッチのお店)でこっそりモガッと食べてしまいましたが、美味美味。この夏、鼓月の華と言う冷やして食べるお饅頭を食べてこれまでピンとこなかった白餡の上品な甘さに開眼してから二度目の美味でした。「なかったこと」に出来るなら、30個ぐらい立て続けにモガモガッといきたいものです。

こちらのお店さんは皆さん古都金沢の出身なので、金沢銘菓を引き出物にされた様です。「ご出身は?」と人に問われて「金沢です。」って言えるのは何だか羨ましい。

関連頁「大阪の風俗営業許可」はこちら

2010年10月×日  まくろびお(大阪市北区曽根崎新地)

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

まくろびおさんに久々におうかがいしました。
嬉しいことにマクロビおせちも予約受付中と言うことで早速予約。

玄米菜食れすとらん まくろびお

大阪の行政書士事務所 ブログ画像

*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。

2008年6月×日 消防検査(風俗営業許可)

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

消防検査で「館内スピーカー」が引っかかりました。一定の階数以上では必要ですが、これまでその高さのビルに遭遇したことがなかったのです。次の消防検査でも「館内スピーカー」設置を言われました。ビル全体の床面積が対象になる広さだったのです。二度あることは三度ある(かも)。

「館内スピーカー」←頭にたたっ込んでおきますっ!

ところで、サミット財務大臣会議の開催日前とあり、大阪にお巡りさんが溢れています。主要道路の中央分離帯にはお巡りさん(機動隊かも)がわんさか乗った車が停まり、ワンブロックごとにお巡りさんが数人ずつ立っています。尋常じゃなく沢山いるから記念に写しておこうかと思いましたが、は気の立った人もいるでしょうから、カメラを向けた途端、バカボンのお巡りさんみたいに「何しとるか!バキューンバキューン!」と連射されるのもアレなので、思い留まりました。

仕事とは言え、不測の事態に備えて終日立ち続けるのはさぞや忍耐の要ることと思います。

関連頁「大阪の風俗営業許可」はこちらから

大阪の行政書士事務所2008年6月画像

 

 

 

 

 

 

里親さん宅のイグちゃん。「着ぐるみを着た人」に見えます。

*この記事の日付「○日」はHP移行に際し便宜上割り振ったものです。

2007年12月×日 バルーンサンタ

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

大阪の行政書士事務所 ブログ画像
このようなバルーンのオブジェをよく見かけるようになりました。 このサンタは阪急東通商店街の寿司屋の営業スタッフとして人目を引いていました。

時間をかけてゆっくりゆっくり煙突にめりこんでいったかと思うと今度はむくむくと膨張して半身乗り出してきます。 (個人的には煙突に沈み込む時の悲哀を帯びた表情が好きです。「そこまでくちゃくちゃの顔にならんでもええのに~」と言う感じ。)

前に季節モノを売るお店で煙突から出たり入ったりしているサンタ人形を見ましたが、淡々と上下運動を繰り返すだけ。「いかにも機械モノ」と言う感じでお化け屋敷の井戸から出るお菊さんを連想してしまいました。このようなディスプレイ商品も格段の進歩を遂げています。

ちなみにそのお店にはモール(ビニールに切れ目が入っていてキラキラした紐状のもの。金、銀、赤、緑などいろいろな色があってクリスマスツリーや壁にかける。)を買いに入ったのですが、束から数本を抜いてレジに持っていくと女性店主に「これはバラではなくて束で売ってるんです!」とお叱りを受けてしまいました。

その後、何度も同じことを言ってネチネチと怒っていて、幼児期に何かあったとしか思えないような粘着ぶりでしたので、友人が「何回も言うことないやんなあ、あのリピートばばぁ。」と慰めてくれました。

*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。