今年6月、大阪市において、強引な客引きを業種を問わず市内全域で禁止する「客引き行為適正化条例」が一部施行されました。(10月中に全面施行。)
もともと風俗店の客引き(キャッチ)は風適法で規制されていますが、大阪市では業種を問わず禁止されることになりました。市では禁止区域での客引きには罰則を適用、業種を問わない罰則付きの規制は全国初とのことです。
案ではキタ(北区 堂山町、曽根崎お初天神通り、阪急東通商店街etc)とミナミ(中央区 道頓堀、宗右衛門町、心斎橋筋商店街、アメリカ村etc )の広範囲を客引き禁止区域に指定する模様。
警察に行ってもそれらしい掲示があり、門限条例と言い、無料案内所の条例と言い、大阪って(府も市も)ホント厳シーーッ条例まみれって思います。
自分のお店の前での客引きは規制から除外されると言うことですから、ビル1Fにある飲食店の付加価値が高まり、保証金、敷金、礼金、家賃などにも反映してくるのかも知れません。
一昔(二昔?)ほど前は四つ角のあちこちがキャッチだらけで安っぽい派手な服のホストたちが行く手を塞ぎ、歩いている男の人の腕をいきなり取って怪しいお店にいざなう化粧の濃いオバハン軍団がいたり(たまに道ばたでラーメンを食べてたりする。それも丼のラーメン。)して凄まじいものがありました。でも今は昔ほどの阿鼻叫喚?の世界ではない様に思います。とことん迷惑なものだけ厳しく取り締まればいいのに。
人間(通行人)はとことん守られて、街はどこまでも清潔でなくてはいけないんですね。無菌状態にしたならしたで人々の免疫力はどんどん落ちるのかも。ここまで来ると何だかヒステリックなものを感じます。
以前もブログに載せた↓このチラシ↓、「各生活衛生監視事務所に置かれてるだけ~。」でしたが最近は「飲食店営業許可の申請に来た人に渡しといてちょうだいっ。(from警察)」となったみたいです。
天満橋駅でパチリ。カメラを向けると激しく踊ってくれました。