☆大阪の行政書士、川上恵です☆
昨今世間を賑わせている広島DP、寄付金1億超えとの報道がありました。
最近心底イヤだなあ~と思うことが「ペットビジネスと保護活動の抱き合わせ」です。ペットグッズだけを扱う業種が里親活動とかしていても、まあ有りかな・・・と思うのですが、繁殖や生体売買で懐を肥やしている人が片方でNPOか何か作って動物の命を救おう~!オーッ!なんて鼻の穴をふくらませて叫んでるのを聞くと、ホント不思議です。
片方で余剰の犬猫を助けていても片方でじゃかすか繁殖させて売り飛ばしてたらそんなもんマッチポンプじゃん!と思うのですが。だって犬猫の世界は怖ろしい人口過剰。流通段階で死んでいることもすっごく多いのです。
まあその方が人々に「まあなんていい人~!」と誤認してもらえてイヌネコがじゃかすか売れてしこたま儲かるんでしょうね。(幼稚な発想と思うでしょう?でも本当なんです!)
そして超美味しいのが寄付金。寄付をする人はお金を寄付金箱に放り込んでオシマイではなく、本当にそれが不幸な動物のために使われているかどうかきちんとチェックすることが必要だと思います。でないと自分が寄付をしたことで不届きなやからをサポートしたことになり、その結果さらに不幸な犬猫を増やすことになりますから・・・。
数年前に大阪の繁華街で怪我をしたダルメシアンを連れ回し治療費の名目で酔客からお金を集めていたおっさんがいました。実はこのおっさんが糸のこで犬の肢を切っていたのですが、不審に思った人たちが執拗に調べることによって虐待が明るみに出たのです。(ちなみにこのおっさんは大阪で不起訴になったものだから調子に乗って?京都で同じことをして再び捕まりました)
このおっさんは個人だし極端なケースだと思われるかも知れませんが、こんなのは氷山の一角であって、個人であれ団体であれ人の善意を利用して荒稼ぎしてやろうと思う人たちが結構多いのには驚かされます。
*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。