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電話がコワイ

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

お仕事テキパキする人は、私の様にチマチマとメールなんか書きゃあしません。

しかし私は電話が苦手です。別に人見知りとかそう言うのではなく、「フイ打ち」なのと「後に残らない」のが好きでないのです。(「取引先との打ち合わせは全てチャットで行い、保存する。(IT企業社員)」と言うのが雑誌に書いてありました。IT企業同士なら有りでしょうけど、普通、そこまでは~。)

多分他の同業者も(否、ほとんどの人は)同時期に何種類もの案件を抱えています。それも文盲の人が多い昔と違って、今の時代の人が「あ~、出来へんからやって!」とご依頼くださるレベルのものですから結構ややこしい内容です。

で、例えば酒類販売業の目論見書を必死で考えている時に建設業やら風営のことで電話がかかってきたら、いったん酒類販売の引出を閉めて他の引出を開けなければならない(注※頭の中の話)。それに私だけかも知れませんが仕事やりながらも「そろそろ冬の毛布を洗いたいけど花粉はまだ飛んでるんやろか。」とか「ネコの療法食、注文しないと。」「あ~、スイカ食べたいっ」などと雑念もいっぱいなわけで、いきなりのお電話に「それは●●が○○だから△△なのでございマァース!」とサザエさんのように明快に答えるのにめちゃくちゃエネルギーが要るし、こと仕事のことなので「間違った回答をしてはいけない~!」と言うプレッシャーもあるため、電話1回で20歳以上老け込むことも珍しくありません。

それに事務所にいない時、机に座っていない時も結構多くて、「今いいですか?」に対して「いいですよ。」と答えるものの、本当はあんまり良くないことも実際多い。とは言え、余程の時でないと「今はちょっと」とも言いにくいし。

電話をかける方は、かけるまでにずっとそのことを考えてて頭の中でキチンと整理しているわけですから、「かける方」「かけられる方」にはものすごい温度差があるわけです。なので、突然の電話に対して理路整然と応対できる人って本当にスゴイと尊敬します。私の場合、すぐ「アワワ」です。

一方、メールだといただいたものを見て、じっくり考えることも調べることも確認することも出来る、わかりやすく丁寧な返事が出来る、と言うことで私はメールを好みます。お電話に対してメールで回答します、と案内することも出来ないことはないですが、電話の方は今すぐ回答が欲しいわけです。GOサインとか、即答できるレベルのことなら電話でも歓迎なのですが、少し考える(思い出す、調べる)必要のあることで急ぎでない場合(正直言うと、急ぎであっても・・・。メール対応迅速だと自負してるので。)はメールで(ざっくりとでも)聞いていただけるとホントありがたいのです。

それから、「間違ったことを言った場合、証拠が残るからメールは使わない」と言った同業者もいますが、電話であれメールであれ間違ったことを言って(書いて)しまったら、それなりの責任が生じるのは当たり前ですし、万が一理不尽なことを要求された場合はキッパリ「そんなら訴えてくださいましっ。」と言えば良いのでは、と考えています。

私の場合、「あ~!メールで助かった!」こともあります。

例えば、事業協同組合の設立の際、窓口になっている組合員さんは員外だったのですが、認可が下りてから「どうしてうちが員外なんですか?困ります。」と言ってこられて焦りました。その時は受信メールを当たって、その方の書いた「当社は員外でOKです。」メールをお見せして事なきを得ました。そのメールがないとややこしい成り行きになってたかも知れません。

大阪の行政書士「2014年6月ポッポ」画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人もいろいろ、 ネコもいろいろ。
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