ここ10年で外国人技能実習生が2万5千人も逃亡

新聞によりますと、外国人技能実習制度をめぐり、受け入れ先から失踪した実習生が4千人超えで過去最多となったそうです。国籍別では中国が60.6%を占め、次いでベトナムが26.6%だとか。両国の技能実習生が全体に占める割合を考えると妥当な数字なのでしょう。それにしても今頃どこに。外国人講師を殺害して指名手配になっていた人が建設現場で働いてましたが、あんな感じで紛れ込んでるんでしょうか。受け入れ団体となっている例えば事業協同組合にとって失踪はめちゃくちゃ深刻な問題です。その割にきちんと監理できていないところも多いらしいです。

また、政府は6日の閣議で外国人技能実習適正実施法案、入管難民法改正案を決定しました。

☆外国人技能実習適正実施法案の柱

新たな天下り機関、じゃなかった、監督機関として「外国人技能実習機構(仮称)」を新設。
海外の送り出し団体と契約を結ぶ国内の受け入れ団体は許可制
実習実施機関(実習生が働くところ)は届け出制

☆入管難民法改正案の柱

日本で介護福祉士の資格を得た外国人を対象に「介護」(新設)の在留資格を認める。

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