2006年5月×日 国会にて審議中~

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

今、その行方が気になるのは「遺失物法改正」です。

この改正案は、3月7日に衆議院内閣委員会に提出されていますが、今現在、まだ審議は行われていないようです。大雑把に言って、動物が適用除外になっていることが大問題で、せめてきちんと移行期間を設けないと大混乱になるでしょうし、一番の問題は飼い主がオロオロして探している間に迷子動物が殺処分されてしまうケースが激増するだろう、と言うことです。

思いきって言っちゃいますが、6月に施行される「改正動物の管理と保護に関する法律」のように、自らのビジネスチャンスになるような法改正については精力的に勉強されている「動物法務専門の同業者」の方が多いのですが、この手のどちらかと言うと「ゼゼコにならないけど動物福祉には大いに関連する法改正(改悪?)」にはほとんど関心がない(としか思えない)方が大部分なのが残念です。

私がすごく尊敬しているある獣医さんは「犬猫におまんまを食べさせてもらっている以上は、私達も彼らの幸せを考えるべき」と言って骨身を削ってプライベートの時間で動物福祉の活動をされています。

ならば、動物を飯の種のメインにされている行政書士だって同じだと思います。

【追記】5月27日
遺失物法改正については、 5月31日(水)の午前中に、衆議院「内閣委員会」で一般質疑が行われる予定です。

*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。