2006年6月×日 英国の動物保護法

NPO法人のARKさんのニュースレターによると、近く議決予定の新動物保護法が議会を通過すれば、英国のペットには「5つの自由」が保証されることになるそうです。

5つの自由とは次の5項目です。(EUの産業動物福祉の5つの自由と似ていますね)

飢え、渇き、栄養障害からの自由(飢え、渇き、栄養障害がないこと)
不快からの自由(不快感がないこと)
苦痛、傷害、病気からの自由(苦痛、傷害、病気を免れること)
正常な行動を示せる自由
恐怖とストレスからの自由(恐怖とストレスを受けていないこと)

また、新法律では将来明らかにペットが苦しむと予測される扱いをしている者には5千ポンド (約百万円)以下の罰金、または懲役が科せられます。ペット所有者に動物飼育義務を徹底させるのが新保護法の狙いのようです。

この「将来」云々の発想、日本の動管法にも取り入れて欲しい。

*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。