2008年8月×日 劇団四季「オペラ座の怪人」

☆大阪の行政書士、川上恵です☆

大阪の行政書士事務所 ブログ画像

ミュージカル「オペラ座の怪人」を観てきました。4回目なのですが、見飽きると言うことが
ありません。一流の原作、歌、ダンス。日常を忘れて感動に浸りました。

最後のカーテンコールではスタンディングオーベーションで私も手のひらがジンジンくるくらい拍手したのですが、お芝居はこのカーテンコールで役者さんたちの「少し疲れがのぞいている笑顔」を見た時に更に感動が高まるような気がします。
(文楽なんかでも最後にカーテンコールがあったら面白いだろうなあと勝手に思っています。「曽根崎心中」なんかだとお初徳兵衛の心中シーンでオワリなのですが、劇が終わってから人形遣いと人形が笑顔で舞台に出てきたら、心中の後味悪さや悪役の小憎たらしさも吹っとび、爽やかな観劇感に浸れるのでは、と思うし目先が変わって面白いのでは、と思います。伝統芸術である文楽も時代の要請や関係者の工夫等で年々新しい試みがなされてるようですし、ご一考をお願いしたいところです。

この頃は気持ちがざわざわしていて「舞台モノ」にすっかり遠ざかっていたのでぼちぼちまた頑張って観に行こうと思います。四季のHPを見ると11月までのロングランなので再びチケットを予約しました。

今回もファントムに感情移入してしまいました。ご覧になった方はおわかりかと思いますが、人間の心理って本当に複雑だなあと思います。モテ女のクリスチーナの見せ場が多く何と言っても華があるので、一見彼女が主役のように思えますが、 やはりタイトルの如く主人公はあくまでも「怪人(ファントム)」なのですね。今回それをつくづく実感しました。

前回観た時に友人に出したメール

 初回は ヒロインに感情移入しましたが、2回目からは怪人に感情移入して観ていました。最後にクリスチーナが怪人のところにちょっとだけ戻ってくるシーンがあるでしょう?てっきり恋自分(怪人)のところに帰ってきてくれたと思ったんです。なのに結局恋人のラウルと行ってしまって、失意の底で苦しんでるのに、クリスチーナは男前のラウルとデュエッしながら去ってしまうじゃないですか。あれはヒドすぎる。愛情に応えられなくて心苦しいと思てるんなら、楽しそうに彼氏と歌なんか歌わんと 「いやぁ・・すまんですのぅ・・・」って感じで日本手ぬぐいで頬っかむりして背中を丸めながらすり足でこそこそと去って欲しかった。

大阪の行政書士事務所 ブログ画像
バタバタで遊んであげてないので、恨めしそうな目で上からじっと見つめるコトラ

*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。