☆大阪の行政書士、川上恵です☆
最近「○○なさい!」と言う女王様口調の本が増えてきて、タイトルを見ただけでピキーン!と背筋が伸びます。
どうやら私は、ある本が心の琴線に触れるとその本の著者の別の作品も芋づる式に読み漁る傾向があるらしく、一時は勝間和代さん、和田浩美さん、そして今は「横江公美さん」と言う方にはまっています。
この方の著作である「話は5行でまとめなさい。」、簡潔明瞭な書き方を説いた本だけあって大変読みやすいです。
中でも「脳内熟成」と言う言葉は、「これだったのか~、ポンッ(←思わず膝を叩く音)」モノでした。
人の話を聞いている時や調べ物をしている時、耳は一応熱心に聞いて(聴いて?)いるつもり、目は文字を追っているつもり 、でも、内容が今ひとつ(今みっつ)理解出来ないで脳みそがイヤイヤをしている様な気分に陥いることがあります。
饒舌に話す相手の前で「はぁはぁ、」と頷きながら「もしかして、私はとてつもないアホなのか?」と秘かに疑い、悲しく思ったことも一度や二度ではありません。
しかし、この本により、謎が解けました。
入ってきた情報が私の脳内で熟成されていないのですね。一方、お話ししている当人は既に何日も前からそのことを考えてるわけだから、脳内で十分熟成が進んでいると言うわけです。
では、しばらく放っておいたら勝手に「熟成」してくれるのか?
答えはノーで、とことん考えつくした上で、初めて熟成がかなうそうなのです。
そして考えつくした後は、友人と食事をしたり、何か他のことをしてリラックスするのが得策なのだとか。(その間も脳はせっせと考えてくれている。)
なるほど、私の理解が他の人より遅い原因はこれだったのか!とひとまず安心しました。
しかし考えても考えても熟成しないものもあるとは思います。ある程度のところで線をひくことも肝要なのでは?
身の程知らずに「もうすぐ熟成する筈っ!」とばかりに煮詰め過ぎると熟成失敗で「脳内カスカス」「脳内ぐじゃぐじゃ」になるかも知れません。
*この記事の日付「○日」はWordpress移行に際し便宜上割り振ったものです。