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リマインダー 国交省 社会保険未加入対策

国交省HP 建設業の社会保険未加入対策について

↓自分のためのリマインダーです。↓

国土交通省・・・建設業許可更新時に実施している社会保険の加入指導と厚労省への通報を前倒し実施する。(下記①②)
①大臣許可と知事許可業者の中から、2016年1月以降に更新を迎える社会保険未加入業者を抽出。(許可業者のデータと社会保険加入データの突き合わせ作業を厚労省に要請、事前指導の対象者を絞り込む。)
②今秋、加入を指導する文書(通知)を対象企業すべてに送付。※文書による事前の加入指導を実施するのは、2016年1月以降に許可更新期限を迎える業者(約12万者)のうち未加入の業者。(個人や既に指導に入っている業者は除外。・2016年1月~6月更新期限の建設業者・・・更新申請時に未加入だった場合は指導を従来の2回ではなく1回で済ませ、2016年6月末までに従わなかった際は厚労省に通報。・2016年7月~2017年3月更新期限の建設業者
↑事前の加入指導だけを行い、更新申請時点で未加入・・・すぐに通報。・2017年4月以降に更新期限を迎える未加入業者
↑2017年3月まで未加入だった場合・・・申請を待たずに通報。

・今秋以降に新規に許可を申請した際
↑未加入が分かったり、発注部局から建設業許可部局に通報があったりした場合・・・直ちに通報。

※厚生労働省への通報時期を現在よりも早め、すべての未加入許可業者の通報を2017年度に完了させる。

《現在》
許可更新申請時に未加入が判明した場合、計2回の加入指導を経て、1目の指導から半年後に厚労省に通報。

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建設業許可業者の現況(平成26年3月末現在)

国土交通省が、平成26年3月末現在の建設業許可業者数を発表しました。

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建設業許可業者数調査の結果について

発表によると、総数は47万2921業者で前年度末に比べて0.5%、2282業者の増加となったそうです。2年連続で増加しているものの、ピークの1999年度末(60万0980業者)と比べ21.3%も減っているとのこと。新規許可は7.8%増の1万6959業者で、97年度以降で最も少なかった13年度末(1万5738業者)からは反転。

99年度末との比較を都道府県別に見ると、すべて減少で、群馬、和歌山、奈良の減少率が特に高いとのこと。業種別だと、とび・土工、内装仕上げ、塗装など23業種が増加、清掃施設、さく井、土木、造園、建築が減少。

1業種のみの許可を受けた業者は全体の50%弱。許可業者のうち、建設業以外の営業も行う兼業業者が全体に占める割合は2.7%と0.2ポイント上昇した。99年度末に比べると、兼業業者の割合は5.7ポイント上昇している。

「そう!兼業だと工事原価を出すときにチョッピリ面倒。」(心の声)

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外国人技能実習生失踪相次ぐ。でも、企業への処分ゼロ!

新聞によると、各地で外国人技能実習生の失踪が相次いでいるにもかかわらず、失踪者を出した団体・企業への新規受け入れ停止措置が過去5年間で一度も行われていないことが15日、法務省入国管理局への取材で判明したそうです。

法令上は受け入れ先に失踪の責任があることが措置の前提になっているのですが、肝心の実習生が逃げちゃってるので、企業と実習生のどちらに責任があるのかの見極めが困難で、停止措置の適用が難しいのだとか。(でも、それは最初からわかっていることなのでは・・・。)

省令では「行方不明者の多発」イコール不正行為として規定されています。そして、過去1年間に受け入れた実習生の失踪が一定数に達した団体・企業は、新規受け入れが3年間停止されることになっています。

とは言え、平成22~26年で受け入れが停止された団体・企業はゼロ。さらに遡っても適用事例は数件しかないのだとか。結局、失踪が多発しているような団体・企業の場合は、賃金未払いなど他の不正行為があることも多いとし、別の法令違反を適用して、受け入れを止めているのだそうです。犬猫をネグレクトで死なせている悪質ペット業者を(動物愛護法違反での立件が難しくから)狂犬病予防法違反で告発するのに似ています。

入国管理局によると、26年は過去最多の4851が外国人技能実習生行方不明に。在留期限が切れ、不法残留状態になっている実習生も今年1月現在で2831年で前年比で66.6%も増加しているのだそうです。

これはもう、なんていうか、とてつもなく由々しき事態です!

関連頁「大阪の事業協同組合の設立[広域・異業種も対応]」はこちらから

カジノの行方は・・・? 法案再提出

28日、自民、維新、次世代の3党がカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)整備推進法案を衆院に再提出しました。成立するのでしょうか?成立しても、立地選定、法整備、計画立案等もろもろの作業に5年くらいかかるのだそうです。

そんな中、大阪商業大学がカジノ管理の専門コースを新設しました。
大阪商業大学 大学院
平成27年4月、特別教育研究コース「IRマネジメント」開設

そう言えば、高校3年の遠足をサボってこの大学の法学の講義を聴きにきたのでした。今も昔も向学心に溢れた女子だったと言うわけではなく、遠足に行きたくなかっただけなんですが、さすが商大(?)、「ベッドの中での婚約は有効か?はたまた無効か?」なんてことを教授がお話されていたように記憶しています。

そんなことはさておき、世界のゲームやギャンブルを研究するアミューズメント産業研究所を擁しているとのことなのですが、「木枯らし紋次郎ゲーム」と言うボードゲーム(双六)もデータベースに入っているのでしょうか。

木枯らし紋次郎ゲーム、このゲームのディテールが妙に私と友人のツボにはまってしまい・・・。正確には覚えていないものの、「茶店で蕎麦を食べる」「爪楊枝を買う」と言う様なコマがところどころにあり、同じところにばかり止まってしまい蕎麦ばかり食べたり「そんなに爪楊枝ばかり買ってどうする!」みたいな状況になるのが面白かった。

また、確か「敵討ちの助っ人を頼まれる」だの「巡礼に助けを求められる」だの言うコマもあり、そう言うときは「人情回転盤」と言うのを回します。そこには 「あっしには関わりないことでござんす。」「先を急いでおりやすんで、失礼いたしやす。」「仕方がありやせん、お引き受けいたしましょう。」と言う名セリフが書かれていて、「あっしには」「先を」だとそのまま行き、「しかたがありやせん」だと例えば巡礼を背負って、以後はサイコロでどの数字が出ても1コマずつしか進めないとか、そんな感じのゲームでした。それ以外にも、「島抜けをする」でワープしたり、賭場でお金を賭けるとかもあったと思います。

全員が上がったところでゲーム終了。その時点で所持金と斬り殺した人(プラ製の白くて小さい人形)の多さを競うと言う今なら「ちょっとひく」ゲームなのですが、私も友だちもやたらとはまってしまい、必死で遊んでいるときに友だちが内蔵をやたらと鳴らしていた(人間って胃以外の内臓も鳴ったりするのですが、消化能力が高いのか、彼女も頻繁に鳴らしていました。)のも懐かしい思い出です。

ちなみにうちは、ゴールの際に子供の数をお金に換算する(生まれた子供はピンで車に差すのですが道中で産みまくって車に子供が乗りきれない人も出現。) 「人生ゲーム」の代わりに「運命ゲーム」と言う代替版(代替盤?)で遊んでいました。(このゲーム、外国に住んでいる叔父叔母の莫大な遺産を相続するシーンもあって、胸ときめくモノがありましたが、長ずると、世間にはそんな美味しい話はさほどないことも思い知りました。)また、「モナポリー」ではなく「バンカース」、「レゴ」ではなく「ダイヤブロック」と言う風に、常にB級感漂いまくりの我が家でした。

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国土交通省「建設業の事業協同組合の活性化方策」2.組合運営とリーダーシップ

続きです。


国交省発表 建設業の事業協同組合の活性化方策

1.組合運営とリーダーシップ

成功している組合・・・必ず魅力あるリーダーが存在し、多くの組合員の信頼を集めている。

私たち普通の人は何事につけ属人的に物事を見る傾向があるので、組合だけではなく、ボラのサークルにしろ、町内会にしろ、NPO法人にしろ、カリスマ的なリーダーがいる団体はいろんな意味で強いです。そのカリスマ様がとんでもない人の場合は困った方向に行ってしまうわけですが。ただ、組合ともなると様々な縛りが働くので、そう言うリスクは任意団体よりは低いかも知れません、と言うことが理論上は言えるのかも知れません(腰砕的表現。)

中には、自己の事業をある程度犠牲にしても組合に貢献する、と言った意気込みで取り組んでいるリーダーも見受けられる。

えっ、そこまで言いますか?あまりにもスナフキン的発言(傍観者的)では?と言う気がしないでもないですが、言われてみれば、事実、私の知っている組合の理事さん達はかなりハードな業務を多くの時間とエネルギーを費やし、無報酬でこなしておられます。

これからの組合指導者は、明確な目標と行動指針を示し、組合員がともに行動できる体制と組織風土を形成していく必要あり。

そうなんです!以前「(相手に)あんなこと言われてムカついた~!」と仲間割れしてる人たちに「何のためにこの活動をしてるの?目的意識をしっかり持ってれば、そんなことはどうでもいい筈でしょ!」と(いい意味で)一刀両断に切って捨てたボランティアさんがいて、「こっわー(い)。」と思いながらも「えっらー(い)。」と感心したものです。

私なども愚痴と文句を垂れ流すことで一日の大半を送っていますが、よくよく考えてみると、「本当に我慢できないこと=有意義な目的(目標)が見出せないのに、諸般の事情で対処しなければならないこと」の様に思えます。

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国土交通省「建設業の事業協同組合の活性化方策」1.組合組織のあり方

国土交通省が「建設業の事業協同組合の活性化方策」が発表しています。

これは、建設業はもちろん他業種でも大変参考になる素晴らしいプランであり、ローラー作戦で全ての項目の実現を目指すのではなく、「やる」「やらない」の色分けをしっかりとして、「やる」ことにとことん力を注ぐと組合経営は格段に改善すると思います。(組合経営だけではなく、私たち零細な自営業者が取り入れても良いようなことも書かれています。)

ただ、全部読破するとなるとなかなかエネルギーが必要かと思いますので、趣旨を損ねないレベルでコメントを差し挟みながら要約してみたいと思います。


国交省発表 建設業の事業協同組合の活性化方策

1.組合組織のあり方

活動が停滞している組合は、組合員の経済的利益に貢献しているのか等を再検討していく必要あり。

親睦や人間関係重視の「サロン的組合」も少なからずある、と辛口でスタートですが、「仲良し倶楽部」と書いてないだけまだ優しいのかも。確かに、組合員であることのメリットは皆無に等しいのに地域や職域のつながりで漫然と加入する場合も大いにありです。その中で自分の居場所が出来て自身が納得してればそれで良しと言う場合もあるんでしょうけど、本来は「組合員が得をしてナンボですよ。」と言うことを忘れんといて、と言うところでしょうか。

活動が停滞している組合は、組合員のニーズにあった事業を行っているか等を再検討していく必要あり。

組合は、大別すると「網羅型組合」と「同士型組合」がある。

網羅型組合・・・地域における業界団体的性格を持つ。組合員多し。
事業の中心は、組合員の経営基盤強化のための活動。(人材育成による技術技能向上。新技術、新工法の開発etc)

同士型組合・・・具体的かつ共通のニーズのもとに団結。組合員少数。
事業の中心は、組合員の利益増大のための活動。(共同受注、共同購買事業etc)

組合員さんが組合の力で具体的に何を行いたいかのニーズを的確に把握し実現することは確かに必要です。

ただ、何を行いたいかも大事ですが構成員(組合員)の面子で何が出来るかとかもシビアに判断すべきでしょう。(例えば、そこそこ力のある建設業者さんで構成された組合さんであっても、「組合=一国一城の主の集団」であると言う性格が災いして共同受注が実現できないところもある模様です。)でないと「無い物ねだり」になってしまう。

2.組合運営とリーダーシップ に続く。

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優美な京都府庁(産業廃棄物収集運搬業許可)

産業廃棄物収集運搬業許可の申請で京都に行きました。

京都府庁旧本館は明治時代に造られたルネサンス様式の建物。国の重要文化財だそうで扉が開くと中から白タイツを穿いた侯爵だの伯爵夫人だの執事だのが出てきそう。

ところで、他の許可でもありがちなことですが、産廃は特にローカルルールが顕著な気がします。自治体のごみ事情がそれぞれ異なるから故でしょうか。原本照合の可不可、経済的基礎の有無の判定基準、修了証の有効期限、営業所地図や営業所写真の提出の有無、品目の表記、許可証の受領方法等、各自治体の対応はバラエティに富んでいるので要注意です。

今回の会社さんは昨年事業年度を変更されたのですが、「3年分の決算書等」なのに「3期分の決算書等」と思い込んでたので不足書類が出てしまいました。

受理そのものはOKだったのですが「やってしまった!」と言う感じで窓口で目が××になりました。


麗しい京都府庁旧本館。(産廃許可の申請は「別館」に行きます。) 京都府庁(産廃収集運搬)

 

 

 

 

 

こちらは警察 京都府警察

 

 

 

 

流石は京都の警察。窓際に「まろ」が。 京都府警まろ

 

 

 

 

 

関連頁 大阪の産業廃棄物収集運搬業許可[他府県も対応]はこちらから

確かにそのとおりです(古物商許可)

許可を取ってから、諸々の変更があっても、うっかり変更の届出を怠ってしまうと言うことは(ホントはダメなんやけど・・・。)よくあることです。

で、今回、①「先々代の社長さん→先代の社長さん」②「先代の社長さん→現社長さん」の2回の代表者交替(&その他もろもろの変更)につき、古物商許可の変更届出義務を看過されていた件なのですが、①についてはスキップしてもいいかな、と所轄に確認すると最初はスキップしてもらうに決まってるじゃん!的お返事だったのですが、念のために本部に確認されると「各々について変更届を出してください。」とのことでした。

理由は「届出を忘れてたことで、1回分の届出を省略出来るのなら、その都度キチンと届出をしているところがバカを見ることになっておかしい。」と言うことでした。言われてみれば、確かにそのとおり。お役所は公平性を尊重しないといけないです。

風俗営業の変更許可で「間は省略してもいいよ。」と言ってもらえて「やったー♪」となったことが過去何度かあったため、すっかり甘え根性になっていて失礼しました。特に古物商許可証の書換えは実費が発生するので「3,000円のところが1,500円で済むなんて~、そんなん許さんでー。」と言うこともあるのかも。

↓某警察署内、一般のヒトはあまり通らないところに設置された自動販売機。
見事にドリンク剤(コアなものばかり。なななんと「赤まむし」まで)ばっかり!

赤まむしドリンク他

関連頁 大阪の古物商許可はこちらから

北新地の南北6道に通称名がつきました

言われて初めて新地の南北の通りに名前がないことに気づきました。「永楽町通り」「新地本通り」「堂島上通り」「船大工通り」などの通りの名前をおさえておけば、後はお店の名前とかで適当に説明できたからでしょうか。

新しい通り(筋)の名前は「東筋」「中筋」「西筋」「西口筋」「東口女坂筋」「中央河庄筋」だそうです。

この中では「中央河庄筋」と言うのが何やら曰くありげです。「茶屋河庄跡」の碑にちなんだそうですが、何でも「心中天の網島」で紙屋治兵衛と曽根崎新地の遊女小春の道行が始まったのが河庄と言う茶屋なのだとか。

近松の世話物で特に有名なのは「曽根崎心中」「心中天の網島」「冥途の飛脚」だと思うのですが、主人公の男どもは、どいつもこいつも今で言う「ダメンズ」で、公金を使い込んだり、簡単にだまされたり、ウジウジとイジけたり、格子に縛られて辱めを受けたり、んもぅホントになんでこんな情けない破滅型の男に入れ揚げて一緒に死んでしまう同性(母性が豊かなのか?)がいるのかなーと思うのですが。

文楽好きの私としては一応どの作品も抑えてはいるものの、若いお二人さんにはあまり感情移入出来ず、最も感情移入してホロリとなったのは「冥途の飛脚」でダメ男忠兵衛と遊女梅川(JR尼崎に銅像があります)が忠兵衛の生まれ故郷である大和・新口村を訪ねるシーン、雪の中、二人を涙ながらで見送るゴマ塩頭のお爺さん(忠兵衛のお父さん孫右衛門)の姿なのでした。

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中央河庄筋

「特定遊興飲食店営業」のゆくえ(1)

平成27年1月9日 産経新聞
20150109産経クラブ規制攻防第2R

昨年の衆議院解散のあおりで廃案となった風営法改正案、そして「特定遊興飲食店営業」の誕生ですが、さて、どうなるのでしょうか?

このまま立ち消えになるとはきっと誰も思っていないと思います。この流れはもう、止められないのさ~!と「クラブで朝まで踊りたい!」派の方々の鼻息ももはや止まらないことと思います。

また、余談ですが、大阪において風俗営業3号の無許可営業で摘発されたクラブ経営者が無罪となり、あちこちで快哉の叫びを聞きました。しかし風営法事案に限らず地裁判決が高裁でひっくり返ると言うのはよくあること。今後に注目です。