蔵出し!ポッポちゃんアルバム

 2005年5月5日~12月25日の「猫の成長日記」です 

◆ポッポちゃん来ました~(2005.5.5)
大阪の行政書士事務所ポッポ画像1

本日からしばらく猫の赤ちゃんを預かることになりました。

タオルに猫砂、砂のトレイ、離乳食、カリカリ(ドライフード)、仔猫用ミルク、哺乳瓶、目薬、排泄用のコットンやガーゼ、湯たんぽにするペットボトルまで、んも~、至れりつくせりの沢山の生活用品とともにやってきたポッポちゃん。

何でまた鳩のような名前がついてるのかはわかりませんが経験豊富な一時預かりさんの元から赤ちゃん猫なんて超超超お久しぶりのわたくしのところに滞在することになって前途多難の予感がしたのか移動の車の中ではぴゃーぴゃー(まだニャーニャーではなく金属をこすり合わせるような音で鳴きます)鳴きまくってたらしいです。

「ここに来たからには贅沢は言うておれん!」と幼心にも感じたのかフードも食べてくれました。成猫の場合は環境が変わったら二三日食べないなんてことはざらにありますが、さすが頑是無い赤子。警戒心はみじんもないようで
ひたすら眠る ⇒ 起きたらぴゃーぴゃー鳴く ⇒ ちょっと遊んでもらう ⇒ 眠たくなって寝る ⇒ 起きたら再びぴゃーぴゃー鳴く ⇒ ご飯食べる ⇒ 目がしょぼしょぼして開けていられない~ ⇒ 寝る
・・・なんて呑気で安穏な生活なんでしょうか。出来るなら明日からでも代わってもらいたい位です。(でも生死をわたしに握られてるなんて不安すぎてコワイ)

問題はトイレで、離乳食を食べてるのだからぼちぼち自力でやっていただきたいものですが、いまだに濡れコットンで「しーこいこい」をしてあげないと催さない感じ。

人間の子の「オムツの取れるのが遅い子」の猫版なのでしょうか・・・。

体重(482g)からすると生後1ヶ月くらいかと思うのですが、もえりんさんの「でんちゃん日記」によると、でん子ちゃんは生後32日(490g)で猫砂で初しっこ初うんちをしてるのでポッポちゃんももうそろそろお砂デビューかも。

でも、でん子ちゃんは生後35日で走りまくっとる!一方ポッポちゃんはまだよちよち歩きで目の焦点も定かでない様子。うーん。

◆ポッポ2日目(2005.5.6)大阪の行政書士事務所ポッポ画像2
【左上】シャキーン! 【右上】株価大暴落の女  【下】ホームレス時代のデンスケ

ポッポちゃん、ベッドに乗せると快活に遊んでわたしのでこをぐいぐい押してきます。(もしわたしがヅラならヅラと頭皮の間を勇敢に分け入って行く感じ)

ちっこい体で身づくろいもするし見た目ご機嫌なのですがフードの食いつきが今ひとつ。前のおうちで時々手作りりのおいしいご飯をいただいてグルメになってるのか無味乾燥な缶詰だとあまり食欲が起きないのかも知れません・・・。 (しかしここではそんな贅沢は許されない)持ってきたカリカリの袋に「ぽっぽ離乳食 水+5、6粒+ミルク」とあるので試してみます。

体重は前夜よりたった2gしか増えていなくて484g。仔猫は通常毎日体重が増えるので3日以上増えない日が続くと診てもらう方が良いのだとか。

トイレはヘルシーな(?)おから砂(A案)なのですが昨夜から何回入れてもする気配がないのでシリカゲル砂(B案)の箱に入れてみました。するとさっそく「ちーー」としていたのでとりあえずはシリカゲル砂にして徐々におから砂を足して切り替えて行こうと思っています。 (ただしうんこはまだ。仔猫の場合排便は毎日でなくても良いそうですがやはり心配です)

先住猫ですが三毛猫(♀)は母性を刺激されて即席の乳母でも務めてくれるかとひそかに期待していたのですが全然その気配なく(まだ日が浅いから?)時々ポッポのケージの下部をガードしている(先住猫に手を突っ込まれるとコワイので)ダンボールの隙間から中をじーーっと陰湿に覗き込んで(まるで乳児院の窓から無表情で覗く怪しいおばさん)一方的にシャーシャー吹いたりウ~ウ~唸ったりして度量の無さを露呈させております。(しかもデンスケが側にぼーっといたら彼にまでシャーシャー吹いて当たり散らす)相手はまだよちよち歩きの赤ちゃんだと言うのに、ホント大人気ない。

この猫は3年半前にデンスケがやってきた時、別の先住猫とは対照的に「あたしはねー。誰とでも仲良しなの~。うふふふふ!」と言う雰囲気だったので今回のこの反応は意外です。

前は参入者がいかにも「生活に負けました」と言う感じの汚れたおっさん(デンスケ)だったので余裕のよっちゃんで今回は誰が見ても「か、かわいい~」と思わず声を上げるふわふわよちよちの赤ちゃんなので嫉妬心を激しくかき立てられてるのでしょうか。よくわかりません。

一方デンスケ(ご飯のあと口をモグモグさせながらトイレに入ったりして最近することがますますオヤジくさい)ですが、元野良ちゃんの荒くれの血が騒ぎ攻撃性を顕にするかと思いきやさにあらず、まったく我関せずを決め込んでいます。

ただ、以前よりもいっそうわたしに甘えるようになりました。たとえば寝る時にわたしの耳元で発する「グルグル・・・」が「グフン、グフン、グルグルグル!」と言う感じになりましたので彼も内心ではチビ猫出現に多少の影響を受けているようです。

無防備な新参者に対していきなり狭量さをむき出しにした三毛猫みっちゃんよりも新参者はとりあえず無視して庇護者のわたしにひたすら可愛さをアピールするデンスケの方が数段問題解決能力に長けていると言えましょう。流石に長年戸外で風雪に耐えて苦労してきただけのことはあります。(もっとも彼の保護当時の姿や今の健康状態を考えるとそんな苦労はしないに越したことはありませんが。)

ふざけてデンスケの肩を揺さぶり、「この赤ん坊はアンタの子だろ!収入もないのに、これからどうやって養う気だい!」と糾弾すると、「ワ、ワイは知らんでぇ~!(第一去勢されてるやん!)」と一目散に逃げて行くのが笑えます。

◆ポッポ3日目(2005.5.7)
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ポッポちゃん、今日はもりもりと排泄し(ただし綿棒で肛門をちょんちょんと刺激。マジでそろそろ自力でやっていただかねば・・・)バクバクと食べてくれました。

体重は500g。 相変わらずよちよち歩きですがたまに猛ダッシュをかけてびっくりさせてくれます。また、「猫パンチ」はまだまだ迫力に欠けますが「猫キック」は歩く姿のへなちょこさからは想像できない強さです。

明け方は肌寒いかも知れないのでお輿入れ道具の中の湯たんぽを隅っこに置いてますが寄り添ってみたり離れてみたり自分でうまく調節してる感じです。

ところでポッポちゃん、ミルクに飽きたのでしょうか~。哺乳瓶でもシリンジでもお皿でもイヤイヤをするしふやかしたカリカリに混ぜても缶詰に混ぜても食べません。(離乳はしていてもミルクも補助的にあげようと思ったのですが・・・。)

与え方に何か問題があるのかも~。経験豊富な方々の忌憚のない意見を乞う!と言う心境です。

〔追記〕明け方ゴキュゴキュと飲んでくれました。量はミルク5cc+湯7.5cc(気を良くして追加を作ると「もう、い~や~わ~」と拒否されました・・・)

◆ポッポ4日目(2005.5.8)
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【上】ぐにゃーんとした寝姿
【下】製パン用の温度計がこんなところで役に立つとは・・・

中間報告~(5/8 4:00PM) ポッポちゃん、今日はお砂でおしっこ&うんこが出来ました。(しめしめ・・・)

先住猫はまだ遠巻きで警戒していますがポッポのフードには心惹かれるようで執拗に鼻をヒクヒクさせています。(ちゃんと食べさせてるのに!)

11:00PM現在 体重は515g。

◆ポッポ5目(2005.5.9)
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本日も快便なようです。3日続きました。お砂デビューは2日目になります。おしっこも自力で出来ています。
体重は525g。爪が伸びてタオルにひっかけるので先だけ摘もうとしたのですがぐにゃぐにゃジタバタと動く動く~。ポッポを連れて来た人は話をしながらちょんちょーんと手早くカットしていたのですがなかなかそんな風には出来ません。

実家のチビもポッポちゃんぐらいの時に保護しましたが小さい時は爪を切ったことがなかったからか、今でも爪切りを猛烈に嫌がります。切るときは流血を覚悟でかからねばなりません。

このチビは性格粗暴でたとえばお風呂場で待ち伏せていて人が裸になるのを見定めてから飛びかかってくると言うタチの悪さです。あまりに小さい時に母親や兄弟と離れてしまい彼を教育するには高齢すぎる猫と甘やかし放題の人間しか周りにいない環境で育ったので社会性の欠落したワガママな性格になってしまったようです。 ポッポちゃんも1匹飼いになるらしいのでその点は大いに気をつけなければなりませんので今はわたしの手が時々擬似兄弟または擬似姉妹となって彼女と擬似姉妹喧嘩をしています。

猫は兄弟猫と暴れている時や母猫にじゃれついている時に「ここまでしたらアカン~」とか「これはルール違反だな」等を体で覚えていくようです。チビの場合は子育て失敗の典型例と言えましょう。)

ポッポちゃんですが、ぴゃーぴゃー抗議の声を上げながら身をよじるのでどうしたものか~。

で、「母猫は仔猫を運ぶ時に仔猫の首をくわえて運びその時は運ばれている仔猫も本能的になすがまま状態になる」と言うことを思いつき首筋をつかむと案の定ぐにゃーんとなってくれました。

でも右手だけでは爪が切れない。

それでプラスチックのクリップでポッポの首筋の毛だけ引っ張り加減ではさんでみたらしばらくおとなしくなったのでその間に気になるところを切りました。

しかしポッポの方でも少しすると「あれっ、おかあちゃんがくわえてはるんとちゃう!」と気づくようです。次切るときは誰かに介添えを頼む方が良さげかも~。

それにしても連れて来た人ってすごいテクニシャンだったのですね。(実際に動物病院で補助する人.etcのことをテクニシャンと言う。何かスゴイ表現・・・)あの、ちょんちょーんの技術だけでも食べていけそう。

◆ポッポ6日目(2005.5.10)
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ポッポちゃん、今日のうんこはやや少なめで固めと思ってたら、夕方にもう1回して帳尻を合わしていました。 (当分細めのかりんとうは食べられない・・・)

ぴゃーぴゃー鳴く声は(寝起きなんかスイッチが入ったように突然鳴きます。電話の音にも敏感に反応して鳴きわめく)「お腹空いたぁ~!」「遊んでぇ~!」「ああん、 しっこ(うんこ)が出るぅ~!」.etcですが排泄の時の声が一段とかん高いです。

ミルクはお皿からだと一口二口しか舐まないので、哺乳瓶のスペアがある内は哺乳瓶で飲ませることを試みたのですが、歯を猛烈に動かすので不安になりやめました。前みたいに上顎と下顎で乳首をしっかりはさんでヂュウヂュウ飲んでくれないのでチャコさんの「下顎固定方式」をマスターしないと尖った歯ですぐに乳首を破ってしまいそうです。

万が一ゴムの欠片でも飲み込んだら~と想像しただけで・・・ガクガクブルブル・・・。

体重は535g。

目つきはまだまだぼーっとしてる癖に攻撃性はいっちょまえで手のひらを全開にし(きっと開けっぴろげな性格)口を「あがぁぁ~~」と開けて飛びついてくる姿は小さなハンターです。手で獲物を抱え込んで足で猛烈にキックする例の「猫キック」もそろそろ頻繁にやり始めました。

仔猫同士の喧嘩では「悲鳴を上げたら一時停止」と言うルールがあると聞いたので、 ガブッと強く噛まれた時に「ニャ!」と高く鳴くと反射的にパッとやめます。機械仕掛けのようです。

◆ポッポ7日目(2005.5.11)
今朝はちょっと寒いのでタオル(ケット)で・・・。
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ガーン!体重は535gのまま・・・。なんで~?

ミルクもお皿から飲めるようになったしご飯もよく食べてくれます。しっこもうんこもトイレ(今日も2回。ピッピではないのですが、ミルクキャラメル色で前のチョコレートキャラメルのカチカチうんこに比べるとかなり柔らかめの感じ)で出来るし、今日は爪とぎで初カリカリもしてくれました。

なのに・・・なぜ体重が増えてない!

それとベッドの上ではまだよちよちなのに床に降ろすと猛烈な勢いで走るようになりました。(昨日あたりから急に)一直線あり、ジグザグ走行あり。どれも我が目を疑う速さです。

近所の人が子供の手をひいて歩いている時にすぐ後ろを腰の曲がったおばあちゃんがヨボヨボと歩いていたそうですす。で、子供がぐずりだしたのでそちらに気を取られていると、そのおばあちゃんにいきなりバッグをひったくられたのだとか。あまり突然だったので呆然としてしまい、ふと我に返ると前方にはロードランナーのように砂煙を上げて走り去るおばあちゃん。(←ホントは婆の振りをして腰を曲げてよぼよぼ歩いていた若者だったらしい)交番のお巡りさんに露骨に笑われたと言うその事件を思い出しました。

先住猫のこともあるのでケージから囚猫を出している間は監視つきですが、こんなに活発な時期は危険も多いようですね。ポッポちゃんのあまりの可愛さに「このままいつまでも仔猫でいてくれろ~」と思う反面、「いや、ちび助のままではキケンすぎる!早く大きくなってくれろ~」と祈る思いであります。

◆ポッポ8日目(2005.5.12)
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「らららららんのぉーいっしゅうかんっ♪♪♪月曜日はウンジャラゲ~♪♪♪」と、志村けんの歌(古っ!)を思わず口ずさんでしまいます。

だってポッポちゃんを預かって1週間が経ちました。体重は550g。

この頃はケージから出てあちこち探検するのが大変お気に入りのようですが、これは・・・もしかして・・・噂に聞く「猫地図」とやらをせっせと頭の中に描いているのかも知れません。

えらーい!さすがポッポちゃん!お利口!毎日着実に進歩しています。日々おそろしいスピードで退化していくデンスケからすれば羨ましい限りです。

しかーしっ!

ここはあなたにとっては仮の宿なのでそんなにせっせと猫地図を描いてもあまり(と言うよりむしろ全然)役に立たないと思うのです・・・。(でも、ポッポの気がすむまで描いてくださーい。)

◆ポッポ9日目(2005.5.13)
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【左上】掃除機の爆音がコワイポッポちゃん
【右上】もう終わったかな・・・
【左下】犯行現場(ちょっと目を離したスキに・・・)

最近のポッポちゃん、ウンチ製造機になったかのように気前良くブリブリと排泄しておられます。体重はプラス5g(少なっ)で555gでした。

「お外に出してぇ~!」「遊んでぇ~!」の要求も日ごとに激しくなってきました。しかしこれは猫として当然の要求と言えましょう。

今日はデンスケの血液検査で病院へ。前回貧血が進んでいたので心配だったのですが数値的に少し改善されていたのでとりあえずは今のまま点滴、投薬、食餌療法を続けていきます。

今日は本を忘れたので待合室の「フォックス博士の猫の相談室」なるものを読んだのですが、猫の生活には「肉体的で社交的な刺激」(英語を訳してあるのでこんなけったいな表現になる)がどうしても必要なので1匹飼いの猫の場合は特に飼い主さんが気をつけて遊んであげるのがよろしいようです。

「猫がちょっかいを出してきて困る」と言う相談にフォックス博士は「それはしつけの問題でなく(遊んであげない)あなたに問題がある!」と一刀両断でした。(わたしもそう思う~。)

あと何で猫は明け方に騒ぐのか?

そう言えば実家のチビも明け方に鳴きわめいて人をたたき起こすしうちの猫たちも(デンスケは病人なのでもうそんな元気はないですが)昨年亡くなった子が元気なときはもう1匹の猫と毎朝追いかけっこをして(ドドド・・・!と言う効果音が聞こえてきそう)激しく取っ組み合ってドタバタと暴れていました。

「うちの子は明け方になるとワオワオとうるさく鳴くのだけど・・・」と相談を受けたこともあります。

この明け方の大騒ぎは何ゆえか???

あまり聞きなれないですが猫は「薄明行動性の動物」なんだそうです。

ネットで調べてみたら「薄明薄暮性」とあり「太陽がのぼる前後と沈んだ前後の空が薄明るいときに活動すること。」とありました。

だから明け方や夕方になると活発にソワソワするんですね。

◆ポッポ10日目(2005.5.14)
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パッと見デブの台湾リスですがポッポです。お初のフード、お気に入りのようです♪ 体重は570g

来た頃はまだあまりよく見えてない感じでしたがケージの中からわたしの姿を盛んに目で追うようになりました。

外に出すと相変わらず「猫地図」作りに余念がありません。ちょっと前まで鼠っぽさがありましたが今や立派な子猫です。(ただ、ケージの柵にもたれて仁王立ちしている時は小猿に見えるときも・・・。あと被毛のダブルコートが成猫よりも際立っているので背中部分だけだと駝鳥の頭のような気も・・・)

◆ポッポ11日目(2005.5.15)
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ポッポちゃん、快食快眠で起きたら活発に遊びますが快便ではありません。ピッピーではないですが最新のものはかなり柔らかいです。(肛門はキレイ)  一体何が原因なんでしょうか~。

喜ぶままにご飯を与えすぎているのかも知れません。(しかし表示量よりは少な目の筈)ミルクは今のところ日に2回程度、合計で粉15cc、お湯はその1.5倍量と言ったところです。

あと思いつくのは昨日新しいフードをあげたこと。(ウォルサムの高栄養ダイエット)ウェットフードとは言え結構固形ですからバクバク食べたもののお腹がびっくりして消化不良を起こしている???まだポッポちゃんには負担だったのかも・・・。(昨日このフードと同じ色のうんこをしていたのですが・・・。)

今日は以前の缶フードを与えているのですが、ポッポちゃんはそもそもはカチカチうんこの子だったのに、なんでこんなことに・・・。

それと!昨日体重が570で喜んだのもつかの間。先ほど量ったら555に戻っていました。ウウウ・・・。量り間違いなのか体調不良故か・・・。元気にしていても何かあったら仔猫は勝負が早いのでホント不安です。明日この調子が続くようだと診てもらう方が良いかも知れないです。

◆ポッポ12日目(2005.5.16)
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チャコさんにどえらくご心配をおかけしましたがポッポのお腹、小康状態と言いますか、午後8時現在でうんこの 排泄は2回、モリモリッ!とキレイなのが出ました。

「サル子」と呼びたくなる(実際呼んでいる)くらい活発になり先住猫による危害の心配のない野(?)に放つとピョンピョンと走り回り、あちこちのものを「狩りの獲物」に見立てては「フギッ!」「ニャガッ!」と言いながら盛んに攻撃しています。(カメラにも飛びかかってくるので撮るのが難しくなってきました)

少し前は後ろにのけぞった時に頭が重くて「あわわわっ!」とでんぐり返ってベッドから落っこちると言う感じでしたが今は自主的に「そぉーれぃっ!」と飛び降りています。仔猫の成長って本当に速いですね。

わたしの手なんかも~格好のターゲットです。大きさの比率から言えばキングコング(or大魔神)に戦いを挑む人間みたいなもんですが、全く怖いもの知らずと言うか自分がめちゃくちゃ可愛らしくて大概のことは許されてしまうことを百も承知の介でやってる感じさえします。

体重は555のまま。うーん。

◆ポッポ13日目(2005.5.17)
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ポッポちゃん、明日で2週間ですが秤が正確ならば100g体重が増えました。赤ちゃんくささもほとんどなくなり今は波野イクラちゃんぐらいの年頃でしょうか。

少し過保護にしすぎたのかケージから出たがってしきりと「ばあや~、ばあや~」とわたしを呼び、パソコンを打ってる今もハンナばあや(わたし)の膝の上で脱力してぐっすり眠っています。

キューン!この世にこんなに無垢な存在って他にあるでしょうか~~。(いや、ない!) でも最近聞いた説ですが牛は感情表現が下手なだけで犬や猫よりも感受性が豊かな動物なのだそうです。その説がもし本当だとしたら(本当でなくてもやけど)産業動物として生きるしか術のない牛の一生はあまりにも苦しみに満ちた惨いものだと思います。

◆ポッポ14日目(2005.5.18)
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2週間経ちました。未だに哺乳瓶でミルクを飲ませております!(きっと迎えに来た人にどつかれるでしょうが覚悟の上であります!)下顎固定方式も何とかマスターしました。

これは「お皿からだと飲む量が極端に少ない」と言うのと「自分が面白いから(何て自己中)」と言う二つの理由からなのですが、飲んでるときのポッポの形相が笑えます。何て言うか・・・人を殺して埋めたあとのような凶悪な顔であります。完全に目がすわっています。口吻で吸うと言うよりも上顎と下顎の奥でしっかり哺乳瓶の乳首をはさみ強い力でじぅ~じぅ~と吸ってる感じです。

そして必死の形相で飲みながら体の割に巨大な手をグーパーグーパーして哺乳瓶やわたしの手を強い力で押してきます。(大忙し)

仔猫は母猫のオッパイを飲んでいるときは「オッパイもっと出ろ~」と言う感じで母猫の胸をしきりと押すのですがポッポちゃんも自然とやってるんですね。

母ちゃん猫に育児放棄されカラスにつつかれてあわや・・・と言うポッポの暗い過去(ひょっとするとカラスの襲撃を受けて仔猫を避難させる際、母猫は1匹ずつしかくわえて運べないためポッポは置いてけぼりになったのかも知れません)を思うと・・・ひたすら不憫になってきます。

赤ちゃん猫でなく大人の猫でも「甘えた気分」になってる時は目を細めてゴロゴロ・・・と喉を鳴らしながら両手をグーパーグーパーします。(みっちゃんなんて人間だったらとっくに年金をもらってる年の筈ですがたまにやっています)

毛布などの柔らかいものに乗せると途端にやり始める猫もいます。このようなところが猫がネオテニー(幼形成熟)の動物と言われる所以なのでしょう。

この光景、傍目で見ていてもいかにも幸せそうです。

◆ポッポ15日目(2005.5.19)
授乳中
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ダンボールによじ登るポッポ。 しばらくすると力尽きて「あ~れ~」と 斜めに落下。 落ちる姿はムササビを思わせます。
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◆ポッポ16日目(2005.5.20)
匂いを嗅いだだけでパニくるポッポ
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◆ポッポ17日目(2005.5.21)
攻撃的なリス
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目つき悪し・・・
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「ウサギ」と「ナポレオン」もやりたかったのですが興奮してしまってNGでした。

ポッポちゃん、なかなか「打ち強く打たれ弱い」性格のようで、人の顔を容赦なくペシペシ叩いたり髪をグシャグシャモシャモシャするのは大好き!かと言って「自分の顔で遊ばれるのは我慢出来ん!」そうです。ワガママ~

◆ポッポ18日目(2005.5.22)
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頭のサイズはやって来た時とそう変わらないのに、首から下が野放図にぼわわーんとでかくなりました。被毛も見た感じ「雛鳥の毛」のような頼りない感じから密度が増し、触った感じは「安物のアクリル毛布」(失敬!)と言うところです。ダブルコートがあまり目立たなくなりました。

一番変わったなと思うのは目つきです。

仔猫の目は通常生後1週間ぐらいで開くそうですが、それでも来た当初はあまりよくは見えてなかったようで

わたし   「ポッポちゃん!」
ポッポ   「ぼーーーっ」
わたし   (猫じゃらしを目前で振って)「ホレホレ~!ポッポちゃーん!」
ポッポ   「ぼーーーっ」
わたし    (人差し指の先端をポッポの目に近づけながら) 「ポッポちゃん!あぶなーい!」
ポッポ   「ぼーーーっ・・・」

と言う感じで、連れてきた人も育児(育猫?)のベテランにもかかわらず 「この時期の仔猫を見るといつも『ちゃんと見えてるのかな?』と不安になる」と言ってました。(あの「ぼーーーっ」とした虚ろな目を見たらそりゃあ誰でも・・・)今では、はっきりと見えているようでわたしの手にも猫じゃらしにも狙いたがわず飛びついてきます。

日ごとに活発さの度合いの増すポッポちゃん。ビリヤードの白球のようにあちこちせわしなく走り回りジャンプ力も相当ついてきました。なので以前は災害に備えて浴槽にいつも水を張っていましたが今は空っぽにしています。

爪もちゃんと爪とぎで研ぐし、ケージの外に出ていても催した時にはいそいそと入っていってガリガリと砂をかき「ちーー」とやってるのを見て、おおお!何て賢いんだー!と喜んだのもつかの間、昨日はベッドの中でもおしっこしていました。進一退?ウウウ・・・。

◆ポッポ19日目(2005.5.23)
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ポッポが来てから20日近く。先住猫の様子ですが、デンスケはポッポに対して一度も攻撃心を見せたことがありません。ひたすら無視です。

最初は目に入ってないのかと思ってましたが、怖いもの知らずのポッポが「おじちゃぁーん」と近づいて行くとスタコラ逃げて行くのです。「オレは関わりあいたくないんだよーん。」と言う気持ちがあからさまに全身から滲み出ています。

また、通りすがりに首根っこに飛びつかれたり(全身の毛を立て背中を湾曲させて四肢を同時に使って斜めにぴょんぴょん跳ねる、と言う一人前に攻撃の格好をするポッポがすごく滑稽・・・)、ベッドの上で背中をガブガブ噛まれてもかすれ声で「ニャ!」と悲鳴を上げるのみで完全に黙殺しています。

また、デンスケはいつも布団に潜って寝ていますが、その上をポッポが跳んだりはねたり歩いたりしても同じく全く反応せず(中で「ブヒッ」だの「フゴー」だの小さく言っています)満員電車でコギャル(死語?)に足を踏まれても、後々のトラブルを恐れてか泣き寝入りするサラリーマンまたは公務員のようであり、事なかれ主義を絵に描いたような態度であります。

しかし私に対するアピールはかなり積極的で、わたしとポッポがベッドで至福の時間を過ごしていると、そ~っと忍び寄ってきてベッドに乗り、「オレもオレも~」と言わんばかりに私の背中に寸分の隙間もなくぴったりと己が背中を押し付け、(その時私の背中とデンスケの背中の間はきっと真空状態になっていると思う)グルグル!と喉を鳴らしながらぐいぐいとすごい力で押してきます。

以前にも書きましたがポッポを攻撃することなくひたすら私に甘えるデンスケ、こんなに人間(猫やけど)が出来ていると言うか、こなれていたなんて・・・。デンスケに比べて先住猫1号のみっちゃんは相変わらずかたくなな態度を崩しません。

「ポッポはずっとここにいるわけじゃないから、いる間は優しくしてあげようね。」と百万歩譲った私が満面の笑顔で頭をナデナデしながら懇々と諭しても全く聞く耳を持ちません。

たまに勢い余って私にまで「シャーッ!」と吹くので、ムカッときた私に「何え!その『シャーッ!』は!」と京都弁で頭をぺしっとはられたりして、非常に損な態度を取っています。

それでもある時ポッポを見る目が少し優しくなったように思えたので、みっちゃんの鼻先にそーっとポッポの背中を持っていって匂いを嗅がせたら、一瞬でものすごい形相に豹変し、「フガッ!シャーッ!シャーッ!」(猫語で「いやッ!何この子ッ!臭いわ!」)」といきり立ちました。

先住とあとから来た子が仲が悪い場合、後の子のうんこを先住の子の肛門に塗りつけると良いと聞いたことがあります。(でもこれは犬の場合だったかも・・・)

あまりの 狭量さに多少むかっ腹は立ちますが、大御所のみっちゃんに対してそこまで屈辱的なことをするのもどうかと思うし、ポッポもずっとここにいるわけではないので刃傷沙汰が起きないことだけを注意して現状維持で行こうと思っています。(みっちゃんも威嚇はするものの大慌てで逃げていきます。こんなに可愛いのにおじさんにもおばさんにも逃げられるポッポが不憫・・・)

理想を言えばデンスケとみっちゃんには「ポッポちゃんを普段は我が子のように可愛がりながらも、ポッポが無分別なことをした時には厳しく叱る」と言う風に、ポッポの社会性が育つような教育的態度を取ってもらいたかったのですが、二匹にはそんな「岬の分教場のオトコ先生とオナゴ先生」のような資質はこれっぽっちもなかったようです。・・・残念!

◆ポッポ20日目(2005.5.24)
ガブリ!デンスケの耳に噛みつくポッポ。こんなにえらそうにしてるくせに、哺乳瓶を見せると目の色が変わっていきなり赤ちゃんに戻ります。
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「何故わたしばかりがこのような目に・・・。シクシク・・・。」(デンスケ)

◆ポッポ21日目
寄り添う(?)デン(布団の中)とポッポ
仲良く(?)お昼寝
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ポッポのトイレを無断使用してうさを晴らすデンスケ

◆ポッポ22日目(2005.5.26)
20日でこんなに変わるんですね。

5月5日
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5月25日
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ポッポ23日目(2005.5.27)
ポッポちゃん、先住のおばさん(みっちゃん)にも興味津々で昨日は尻尾をちょんと叩いたら頭をはたかれてしまいました。(注※はたく真似をしただけ)

猫の世界では高いところにいる方が優位を保てるのでみっちゃんはポッポにちょっかいをかけられるとすぐに椅子の上に飛び乗って上からシャーシャー吹いています。(とは言え、しっぽをだらーんと垂らして動かしてみたり、何となくポッポを挑発してる感じもあり。)

なのでポッポちゃん、「デブのおばちゃんはコワイけど、このデンスケとか言うおじちゃんはきっとアホだから絶対に怒らないもーん!」とでも言う風にデンスケに対しては超強気でさっきも背中に馬乗りになったり、ヘッドロックをかけたり、とやりたい放題。

尖った針のような歯でガブガブと噛むので「わっ、痛そう~」(私もよく噛まれるので痛さはすごくよくわかる・・・)と思ったのですが、デンスケもついに頭にきたんでしょうね。

無言でポッポちゃんの頭をボンッ!と叩きました。

いきなりの殴打にぽてちん!(これも古っ)と言う感じでお腹を見せたまま転がってしばらく固まっているポッポちゃん。

みっちゃんのように「あんさんがこれ以上舐めた真似おしやしたら、こっちゃもいかしてもらいますでぇ」の意思表示もないまま攻撃に出るデンスケって一体・・・。(まるで威嚇射撃しないで発砲するおまわりさん又はぶつかりそうになるとブレーキかける前にいきなり自転車から飛び降りるおばちゃん)

でもまあ二匹とも明らかに手加減をしています。(故フーちゃんVSみっちゃん、故フーちゃんVSデンスケの壮年期の取っ組み合いなんてそりゃあすごかった・・・)

しかしポッポちゃんは打たれ強いのか学習能力がないのか、その後もデンスケたちを見ると、背中を湾曲させ膨らませた尻尾をピン!と立てて斜めにぴょんぴょん跳ぶ例の戦いのダンスを踊って攻撃心をしきりにアピールしております。

【左】ポッポは眠っていますがデンスケは起きている(耳の角度で歴然)
【右】ご飯を食べるみっちゃんをじーーーっと観察するポッポ
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◆ポッポ24日目(2005.5.28)
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①ポッポに対して相変わらず険しい顔のみっちゃん 「ヘムッ! あたしを誰だと思ってんのよう~」
②箸置き(?)状態のみっちゃん&フーちゃん。
「わてらこれからもず~っと仲良しやんね!」  「うん、絶対やで!」
③フーちゃんとはこんなにも良い関係だったのですが・・・。  「ぐーぐー」「むにゃむにゃ・・・」
④ポッポにこんな顔をする日がくるのだろうか?

◆ポッポ25日目(2005.5.29)
甘えん坊のデンスケ(注※合成)
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デンスケに頭をパコパコ叩かれても少しもめげず、チャンスがあれば嫌がる大人猫たちを追いかけるポッポちゃん。そして思いあまって叩いたあとに私をじっと見つめるデンスケ。(「怒られるかな?」と思ってこちらの出方を窺ってるのか、それとも「ねっ、これが教育ですよね!」と訴えているのかは不明

◆ポッポ26日目(2005.5.30)
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【左】ケバいボールより尻尾が気になるポッポ    【右】あがあが・・・

◆ポッポ27日目(2005.5.31)
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【左】はみ出しています(でかくなった~)
【右】顔つきも精悍に・・・

◆ポッポ28日目(2005.6.1)
激ネムの顔
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ポッポちゃんはうちの子になりました~。

「ぎょえ~~!!!」 (ポッポに毎日耳をかじられているデンスケ)
「な、なんですってぇ~~~!!!」 (たった今ポッポにくるぶしを噛まれたみっちゃん)
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◆ポッポ29日目(2005.6.2)
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ポッポちゃん、うちの子に決まった途端、んもう~我が物顔(って言うより前からやけど)で最近はデンスケのトイレをご使用遊ばしています。トイレと言うより大浴場に入っているみたいに見えます。

◆ポッポ30日目(2005.6.3)
ポッポのお友達を紹介します。

ケバいボール・ 猫じゃらし・ 紙クズ(特に仲良し)・エプロンの紐
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デンスケ(注※一方的友情)
◆ポッポその後(2004.6.5)
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暴れすぎて鼻の頭に怪我をしているポッポ(かさぶた×2)と「すっげー嫌そうなデンスケ」

◆ポッポその後(2005.6.6)
ポッポに悪霊が乗り移りました
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◆ポッポその後(2005.6.10)
悪霊よ 去れ! キキキキキ・・・
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猫って「寝てる」「起きてる」「寝てる」「起きてる」「寝てる」「起きてる」「寝てる」「起きてる」「寝てる」「起きてる」「寝てる」「起きてる」の繰り返しが1日の間に 何回もあって、一生全部がまるで「長~い一日」のように思えるのですが、ポッポちゃんの場合、この「寝てる」「起きてる」「寝てる」「起きてる」の時間帯のそれぞれが他猫よりもかなり長いような気がします。

仔猫とはそう言うものですわな~。(世界一どうでもええことやけど・・・)

◆ポッポその後(2005.6.11)
ちょっかい出しまくり
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ポッポちゃん、とうとう1キロを超えたのでキッチンスケールでは量れなくなりました。来週はいよいよワクチンです。

◆ポッポその後(2005.6.17)
ポッポちゃんの血液検査と検便、そしてワクチン接種(1回目)に行ってきました。「元気はちゅらちゅ~!」状態を毎日目の当たりにしてるもんで、そう心配はしてなかったのですが、血検の結果猫エイズも白血病も陰性だったと聞いたときはやはり、「良かった~!」と貧乳をなでおろしました。ワクチンもたまにアレルギーが出る子がいるので、念の為に早い時間に打ち、その後の様子が変なら(嘔吐する、顔が腫れるetc)すぐ病院に連絡することになっていますが今のところその心配もないようです。

ただ~!! 腹の中に回虫がおりまして~ん!!

こればかりは晴天の霹靂で、先生がちょっと言いにくそうに「回虫がいました~」とおっしゃった時には思わずポッポの両肩をガクガクと揺さぶり、「ポッポちゃん~!あんた、そないにかいらし顔して、お腹の中に虫飼うてるんかいな~!」の世界でした。(うそ)

まあ通常1回の駆虫で回虫はうんこのお舟に乗せられて「あ~れ~ぇ~」と体外に出ちゃうのでそんなにパニクることもないわけですが(野良ちゃん歴○年のデンスケも保護当時は瓜実条虫を飼っていて、1回の投薬で出ました。ポッポはお母さんからもらったようです。デンスケの時はうんこの上の 不気味なツブツブが最初何かわからなくてかなり怖い思いをしました)今日は注射をしたのでお薬はお預け。回虫なので他猫への感染が心配ですが幸いうちの大人猫たちとポッポとはお尻を舐めあうような信頼関係は全然ない(ハハハ・・・)のでその辺は大丈夫だと思います。

しかしデンスケのトイレを最近ポッポが大威張りで使っているので、それが若干不安材料と言えば不安材料で、先生に「デンちゃんはポッポちゃんのうんちを嗅いだり舐めたり(まるで変態オヤジやん) してませんか?」と優しく聞かれたとき、「はいっ、その点は大丈夫であります!」と元気よく答えたわたしなのですが、念のため今度はデンスケのうんこ運搬人となって検査をしてもらうことになりました。
(追記)7月1日 デンスケ 検便:虫いない♪  7月8日 ポッ ポ 検便:虫いない♪

獣医さんの待合室でぴったりとくっついてきて離れなかったポメ。
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◆ポッポその後(2005.6.17)
ポッポちゃんはこの蒸し暑さの中でもますます元気で寝ている時間以外は狐が憑いたように暴れまくっております。

戦闘態勢のポッポ(ぶっとい尻尾と湾曲した背中に注目~)
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◆ポッポその後(2005.7.16)
注射を打つ直前のポッポ(待合室にて)
ピカチュウのような耳が尋常でない緊張を物語っています。肉球に汗を沢山かいていました。
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◆ポッポその後(2005.7.23)
ポッポちゃん来る前~
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チャコさん! ありがとうございマース。やっぱりむちゃくちゃ可愛いですね。今も可愛いけど既に成猫の相似形と言った風貌ですから何だか別人のようです。今思えば来た頃はこんな風なアンコ型でした。「安治川部屋序の口」と呼んでしまいそう。

◆ポッポその後(2005.8.22)
①のほほーんとしたワニオ
(お風呂で「垢落としスポンジ」(?)として働いていたのですが最近リタイアしました)
②強烈な猫キック(足がテケテケになっています) しかもポッポの目、怖すぎ・・・
③んがんが~ (この後ワニオはしっかとくわえられて連れ去られました)
④窓を作ってみたそうです
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◆ポッポその後(2005.11.5poppo_hinin

ポッポちゃん、9月下旬に避妊手術をしました。1回目の発情が来るまでに手術をしておくと、老猫になった時に乳腺腫瘍等の婦人科系疾病の発病率が最も低いと言うデータがあるので、初めての発情までに手術することに決めていました。

術前検査もしていただき、検査結果も良好とのことで、外科の腕はめっぽう良いと他の獣医さんのお墨付きの先生に執刀していただきました。昔は獣医さんにもピンからキリがあることに思いが至らず、かわいそうなことをしてしまったことが少なからずあります。今はネットでかなりディープな情報交換等が出来るのも有難いです。

お迎えに行ったときのポッポちゃん。めっきりやつれてアイメイクの濃さが際立っています。それに何だか虫っぽい・・・。

パッチの様なものを着せられてて(伸縮自在。筒状のものをかぶせてから手足が出る箇所をちょきちょき切ります)、先生に「ご主人のお古ですか?」と聞いてしまいました。

◆番外編 りり子メモ#01(2005.11.15)
一時預かりをしている黒猫のりり子ちゃん、ポッポと同じくらいか、もう少し下と言うところです。

予想どおりポッポが鬼のように怒ってわたしにまで八つ当たりで噛み付いてきて、どえらいことになっています。アイラインくっきりのきつい目、そして赤子のときから癇癪を起こしては盛んに空中キックをしていたので、相当激しい性格であることは覚悟していましたが、まさかこれほど攻撃的だとは・・・。カラスに襲われていたと聞きましたが、本当はカラスにケンカを吹っかけて戦っていたところを保護されたのかも知れません。

とにかく、10年選手のみっちゃんが怒り狂うならともかく、ついこないだまで自分が新参者だったくせに、あり得ないほど太い態度です。

今日はりりちゃんのケージに近寄るとシャーシャー吹いて威嚇したり、ついにはケージの隙間からガーッと手を突っ込むなどの過激な行為に出ていました。注意すると今度はそれにむかっ腹を立ててわたしの足首に猛烈な攻撃を執拗に繰り広げます。ついこないだまで、自分でうんこおしっこも出来ず、哺乳瓶でミルクを飲んでたくせに・・・。まるで自分ひとりで大きくなったようなこの態度、一体何様のつもりなんでしょうか~。あきれまくりです。

が、りりちゃんは全然動じることもなく、ポッポのむきだしの敵意に非常に寛容な態度で接しています。普通「シャー!」とされれば「シャー!」と応じそうなものですが、ポッポの爪から身を交わし、奥の方で喉をゴロゴロ慣らしてぐねぐねやっています。(「りりちゃん!」と声をかけると大喜びでぐねりまくって上の棚から墜落したりします)

獣医さんでの診察でも緊張したのか肉球に汗をかいていましたが、聴診器を当てるとゴロゴロの音で心音が聞きとれないようでした。すさまじい抗議の声をあげて悪鬼の形相で先生に吹きまくっていたポッポとはこの点でも対照的でした。

ローアングルなので尊大に見えますが非常に腰の低いおっとりした猫です。
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◆番外編 りり子メモ#02(2005.11.19)
最近のポッポはもう怒ってないのですが、やたらとりり子をかまいに行きます。
最近はよくケージの内と外でパコパコ叩き合いをしています。
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◆番外編 りり子メモ#03(2005.11.22)
りりちゃん、広いケージに引越しました。爪とぎの横に扉があるのですが、屋根も両方が開くので大変便利です。排泄直後なので砂が飛び散っています。下の方の黒い固まりがりり子です。
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◆ポッポその後(2005.11.26)
とぐろを巻いて眠るポッポ
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◆番外編 りり子メモ#04(2005.11.30)
特筆するようなことはないものの、相変わらず可愛いのでUP。
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◆番外編 りり子メモ#05(2005.12.9)
避妊手術のため、りり子不在の夜。
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◆番外編 りり子メモ#06(2005.12.13)
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りりちゃん、金曜に手術をして一晩お泊りし、土曜に帰ってきました。画像では痛そうに見えますが、これ、ぐーぐー寝てる姿で、9月のポッポの憔悴しきった姿とは対照的で、開腹をしたと言うのにケロッとしてゴロゴロ言ってるのでびっくりしました。

さらに驚いたのは術後に病院でうんちをしていることで、麻酔をかけるので木曜の午後8時以降飲まず食わず&手術直後、おまけに家以外の場所でブリブリと排泄したとは、「りり子ってホンマに猫なのだろうか」と言う素朴な疑問まで起きてしまいました。(信じられないことに病院で出された朝ご飯も食べてる。)

血検の結果、猫エイズも白血病も陰性だったので、わたしが部屋にいる時はチャコさん言うところの「放牧」をしているのですが、早速サル子が瀕死のゴキブリみたいに裏向けになってわさわさとにじり寄り、りり子の顔面を「あんたって顔デカイわねー」と言わんばかりに両手ではさんだり、ぺしぺしはたいてきても全然動じず、相変わらず「ぼぉーっ」と構えています。(ポッポがあまりにしつこい時も怒らずにくるっとお尻を向ける)

人間、否、猫の幅がポッポちゃんとは格段に違うのであります。

◆番外編 りり子メモ#07(2005.12.18)
【①】週明けに抜糸です 【②】坊ちゃん刈りを思わせる腹部
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りりちゃん、「パッチ服」を脱がせたら、約1ヶ月のケージ暮らし&パッチ服による拘束からの解放で溜まっていたエネルギーが(そう言えば皮下脂肪も貯まり過ぎと注意された)一気に炸裂したらしく、ポッポと二匹で追いつ追われつ、合戦場の騎馬のように豪快に走り回っています。 「きゃはははっ!」「わーい!」とか言う声が聞こえてきそう・・・。

りりちゃんは普段おっとりとおとなしい黒猫さんですが、やはり猫の子だったんですね、荒くれ者のポッポと互角に戦っています。

◆番外編 ポッポ&りり子(2005.12.25)
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【①】このごろ団体行動が多い二人。どちらもカメラ目線(ポッポの不敵な表情に注目)
【②】突然!ポッポが「がぶっ!」「ぼーーーっ」(りり子とろすぎ)
【③】「がぶっ、がぶっ」「ぐぎゃぎゃぎゃ!」
【④】「ちびくろサンボ」の虎状態。(さぞや美味しいバターが・・・)
【⑤】平和が戻る。(ポッポちゃん足伸ばしすぎ!)

ご愛読ありがとうございました。


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